大阪市交通局(大阪市営地下鉄)の走行音
Osaka City Transit(Osaka City Subway)
大阪市交通局は大阪市とその周辺部の足として、地下鉄8路線と新交通1路線、数多くの路線バスを運行しています。地下鉄に関しては、東京の営団地下鉄に次いで日本第二位の営業キロを誇っております。戦前に開通した梅田〜天王寺間は、地下鉄にしては天井の高い駅が多く、大阪らしい印象を受けます。(そこ、平壌地下鉄や北京地下鉄みたいだとか言わない!!!)東京と違い、あまり相互乗り入れを行っていない関係で第三軌条集電の路線が多く、架線集電は阪急京都・千里線と相互乗り入れを行っている堺筋線と、リニアモーターのミニ地下鉄である長堀鶴見緑地線と今里筋線のみです。また、第三軌条ながらも御堂筋線は北大阪急行線と、中央線は近鉄けいはんな線(←近鉄東大阪線←東大阪生駒電鉄)とそれぞれ相互乗り入れを行っており、一体的に運用されているので事実上一つ一つの路線として扱われています。車両面では、創業時の100型は10両連結を意図していたり、50系は第三軌条地下鉄で初のMM'ユニット車、30系は日本初の電気指令式ブレーキ装備車、10系は第三軌条地下鉄で初のチョッパ車であり冷房車、20系(4桁車)は高速鉄道における日本初の営業用VVVF車であるなど、見た目の派手さは無いにせよ積極的に新しい技術を取り入れた電車を出しています。また、地下鉄以外に保有する新交通が、ニュートラム南港ポートタウン線で、四つ橋線の終点・住之江公園から中ふ頭を経由してコスモスクエアまで結んでいます。2005年7月1日より、第1種鉄道事業者を廃止した「大阪港トランスポートシステム」の路線と車両を編入しました。結果、大阪港〜コスモスクエアが中央線に、コスモスクエア〜トレードセンター前〜中ふ頭が南港ポートタウン線に組み込まれています。
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大阪市営地下鉄10系 大阪市交通局唯一の電機子チョッパ車で、御堂筋線で使用されてます。以前在籍した試作車は当初20系(現在の20系とは全くの別物)として製造され、谷町線の全通時に急行運転をする構想があったことから100km/hで走行可能な車輌として試作されました。しかし、満足な試験ができる路線が無かった事や、局内部からの反対で計画は見送りとなり、御堂筋線の輸送力増強用として10系に改称の上で量産されました。御堂筋線転属に当たって10系に改称された理由も、当時北大阪急行保有車として2000系(現在は8000系に置き換えられて全廃)が居た事から、車番の重複を防ぐためだったという話もあります。試作車は先頭車のデザインが異なり、量産車登場前は非冷房車だったりなどの特徴がありましたが、10両化時に編成解体・先頭車は余剰となり廃車されました。試作先頭車は量産車と違いライトが中央寄りで、ブラックフェイスでは無かったのが特徴でした。第4編成を除いた若番車から更新を進めており、アコモの改良やドアチャイムの取り付け、案内装置の充実、外装の変更等を行っています。特に、前面のブラックフェイス部分は拡大され、より精悍な顔つきになっています。第23編成の更新からは、電機子チョッパ制御からVVVFインバーター制御に変更されております。最終的になかもず延伸時に製造された後期車(17〜23編成)は10A系化される模様です。10系未更新車 ダウンロード173KB 直接再生 区間:大阪市交御堂筋線 西中島南方→新大阪 1:23.5 この走行音は地上区間の西中島南方から新大阪で録音しました。駅間距離が短いので、あっとういう間に新大阪に着くのと、新大阪止めの列車なので、終着放送が入っています。未更新車ですのでドアチャイムは付いていません。また、警笛も更新車と未更新車では異なります。(更新車は新20系と同じ音) 10系更新車 ダウンロード***KB 直接再生区間:大阪市交御堂筋線 ○○→×× 0:00.0 |
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| 10系未更新車 千里中央駅にて (クリックで拡大します) |
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| 10系更新車 千里中央駅にて (クリックで拡大します) |
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大阪市営地下鉄20系(4桁番号車) 中央線の長田延伸に伴う増備車として1984年に登場しました。熊本市交通局8500形・近鉄1250系(→現:1420系)に続き日本で3番目に実用化されたVVVFインバーター車で、外観のデザインは10系をリファインしたスタイルにとどまりました。当初は中央線のみの在籍でしたが、後に谷町線用として30番代車が導入されています。当然の事ながら、VVVF草創期の音で、三菱・東芝・日立の3社のインバーターが使用されています。(余談ですが、私が初めて乗ったインバーター車もこの電車であり、インバーター音がかなり印象深かったことから大阪の地下鉄=20系の音というイメージになりました。)製造後約20年が経過したことから車体の更新と直通する近鉄けいはんな線対応の高速化工事が行われました。この工事によってインバーターが換装され、全車IGBTのVVVF車となった他、ドアチャイムと車内案内装置の取り付けなどが行われました。中央線に在籍した新20系の24系は高速化工事が20系より手間がかかる事や20系の陳腐化に伴い、今回の工事に合わせて谷町線の20系30番台と24系を入れ替えて、20系は更新と高速化工事の上、中央線に集中配置される事になりました。谷町線に転属した24系は22系に改番されています。なお、20系30番台の方が24系より4編成少ないので、24系も4編成がなお残り、高速化工事を受けて現在も中央線で走っています。 未更新車(東芝GTO) ダウンロード218KB 直接再生 区間:大阪市交中央線 阿波座→本町 1:45.7 この走行音は更新前の走行音で、1999年の録音で自動放送の声が変わる前の旧放送です。草創期の音を立てているのがよく分かると思います。他にも三菱製や日立製があり、いずれも音が違います。 |
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| 阿波座駅にて (クリックで拡大します) |
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大阪市営地下鉄新20系 新20系シリーズは、30系に代わる標準車として、非冷房車である50系や30系の置換え用として、20系に変更を加えた形で1990年に登場しました。20系とはほぼ同一性能ですが、車体はステンレス製となり、20系と比べてデザインが大幅に変わっております。各線ごとにラインカラーが異なる他、その線区に応じた変更が加えられております。制御機器やモーターのメーカーの違う車両がありますが、基本的にはほぼ同じ音で、比較的オーソドックスなインバーター音です。旧大阪港トランスポートシステムのOTS系はこのグループに属し、現在は22系の50番代に編入されています。25系 ダウンロード183KB 直接再生 区間:大阪市交千日前線 野田阪神→玉川 1:28.6 25系は新20系の千日前線用で、老朽化した千日前線用100形・50系・30系の置換えと冷房化率向上の為に登場しました。現在は全て置換えが終了し、冷房化率は100%になりました。25系は4両編成と新20系シリーズの中では最も短い編成を組んでいます。千日前線はキャブシグナルである事からCS-ATCを搭載している事と、全線地下なのでブラインドが省略されているのが特徴です。この走行音は1999年の録音で、自動放送の声が変わる前の旧放送です。 |
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| 西長堀駅にて (クリックで拡大します) |
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大阪市営地下鉄30系 また日本初の電気指令式ブレーキ装備車として昭和42年に登場した7000・8000形ユニットカーを元に、大阪万博開催時の大量輸送と、御堂筋線の輸送力増強などを目的として昭和43年から登場したのが30系です。30系の登場で、7000・8000形も30系に編入されています。ステンレス車とアルミ車の2種類が製作されました。以前は標準車として堺筋線、長堀鶴見緑地線・今里筋線を除いた各線(千日前線の30系は御堂筋線から転属)で使用されていました。しかし、非冷房車だった事から新20系にどんどん置き換えられ、現在は冷房化と更新改造された車両が谷町線に残るのみです。しかし、後継形式の登場もアナウンスされており、今後予断を許さない状況にあります。新30系冷改車 ダウンロード288KB 直接再生 区間:大阪市交谷町線 南森町→東梅田 2:20.0 この走行音は夕方に録音して、満員だったために音がこもっていまいちです。もうちょっとマシな走行音もあるのでできるだけ早めに置き換えたいところです。地下鉄で抵抗制御の音が聞けるところも少なくなってきました。 |
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| 撮影地失念 (クリックで拡大します) |
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大阪市営地下鉄66系(前期GTO車) 大阪市交の標準車である新20系シリーズの堺筋線用にあたる車両で、非冷房で老朽化した60系の置換えと輸送力増強のために登場しました。阪急線と相互乗り入れを行う堺筋線用のため、1500V架線集電仕様、19m3扉車になっています。デザインも阪急8300系の流れを汲んでいる部分があり、直線的なデザインの新20系とは大幅に異なっています。8両固定編成を組み、堺筋線内以外にも阪急千里線や阪急京都線淡路〜高槻市間と幅広い区間で活躍しております。なお、前期車にあたる第12編成まではインバーター素子がGTOで製造され1994年で生産が終了しています。66系GTO車 ダウンロード288KB 直接再生 区間:大阪市交堺筋線 動物園前→恵美須町 1:31.5 音は新20系シリーズと似たような音ですが、架線電圧が高いせいか少し変調音の波長が長いです。このページには1999年3月31日に録った音がいくつかありますが、それらのファイルは男声の旧車内放送です。この翌日から女声の新車内放送に変わりました。 |
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| 天下茶屋駅にて (クリックで拡大します) |
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大阪市営地下鉄66系(後期IGBT車) 66系の増備車は、老朽化した60系残存車の置き換え用として8年ぶりに生産されたした66系の増備車です。8年ぶりの製造という事で、様々な点が変更されています。外観では前面の窓ガラスが天井にまで大きく広がった他、行先方向幕は全て種別入りの物に変更されました。車内には新20系の近年に導入された車両と同じくドアチャイムとドア上にLEDの車内情報案内装置が取り付けられています。さらにドアチャイム以外にドア開閉予告チャイムも取り付けられました。下回りではこれまでGTO素子のVVVFインバーター装置を使用していましたが、後期車ではIGBT素子のVVVFインバーター装置に変更されました。大阪市交通局初のIGBT−VVVF車になりました。13編成から17編成の計5編成が導入され、60系を全て置き換えました。66系東芝IGBT車(第13編成) ダウンロード288KB 直接再生 区間:大阪市交堺筋線 扇町→天神橋筋6丁目 1:36.1 66系は、前期車も後期車も編成によってインバーターのメーカーとモーターの組み合わせが異なりますが、後期車の場合はそれらの組み合わせによって走行音も異なっています。こちらに掲載している音は東芝IGBT、日立モーターの組み合わせのものです。 |
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| 天下茶屋駅にて (クリックで拡大します) |
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大阪市営地下鉄70系 70系は日本初のリニアモーター地下鉄として1990年に開通した長堀鶴見緑地線(開通時は鶴見緑地線)用として開業時に登場しました。長堀鶴見緑地線は、軌間1435mm、架線式1500Vですが、リニアモーター駆動のミニ地下鉄という事で既存路線とは全く異なる条件のため、70系が登場しています。通常よりも小断面の地下鉄という事で、天井も低く、アルミ車体とこれまでの車両とは大きく異なります。開業時に投入された初期車と、延伸時に導入された後期車では若干塗装が異なります。現在4連25本100両が鶴見検車場に配置されて、活躍しています。なお、鶴見緑地線は、花の万博アクセス路線として開通しましたが、花博終了後は大阪市営交通ネットワークの一翼を担っています。大正〜京橋間、鶴見緑地〜門真南間が1996〜1998年に相次いで開通し、現在の路線になりました。今里筋線が開通するまでは、大阪市営地下鉄の中で唯一ワンマン運転を行う路線でした。この路線のみ、オリジナルの発車メロディと入線メロディが使われています。 70系 ダウンロード183KB 直接再生 区間:大阪市交長堀鶴見緑地線 大阪ビジネスパーク→京橋 1:28.7 この走行音は男声の旧車内放送時代に録音しました。編成によってインバーターのメーカーが異なりますが、音にはほとんど差がないようです。しかし、リニアモーター車と言う事で、特徴的な音がします。当初は音が異なりましたが、後にソフト変更が行われています。 |
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| 大正駅にて (クリックで拡大します) |
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80系は、2006年開通の今里筋線用の車両として登場しました。ぱっと見70系によく似ていますが、長堀鶴見緑地線(以下長鶴線)とは異なり、今里筋線は大阪市営地下鉄で初めてホームドアを採用する事になった事から、それに合わせた設備が加えられたほか、窓の大きさが変わるなど若干デザインも変更されています。色は今里筋線のラインカラーであるオレンジを基調としています。2004年にまず試作車が製造され、規格が同じ長鶴線で試験を行っていました。その後、開通に合わせて量産車が製造されています。4連17本68両が鶴見北検車場に配置され、今里筋線専用車として活躍しています。 区間:大阪市交今里筋線 蒲生四丁目→鴫野 1:50.0 GTO素子の70系と比べて、IGBT素子のインバーターに変更された事から音は静かになりました。この路線も長鶴線と同じメロディーになるかと思いきや、既存路線と同じメロディーを採用したのが意外でした。IGBTにしては比較的音が大きい方だと思います。 |
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| 今里駅にて (クリックで拡大します) |
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大阪市交通局ニュートラム100系 100系は日本で2番目の新交通システム、ニュートラム南港ポートタウン線の開業に合わせて登場した電車です。白色の鋼製車体4両編成で、1次車から3次車までの計16編成、64両が製造されました。海沿いを走る事から、塩害による老朽化が進み、2001年までに100A系に置き換えられて全車廃車されました。現在は101-06号車が緑木車両管理事務所で保存されています。なお、ニュートラム南港ポートタウン線は、地下鉄四つ橋線の終点、住之江公園からコスモスクエアまで結ぶ路線で、1981年に中ふ頭までが、残りの区間は1997年に大阪港トランスポートシステム(以下OTS)ニュートラムテクノポート線として開通しました。2005年にOTSが第1種鉄道事業者を廃止した事から、大阪市交通局が車両と路線を譲り受けて、南港ポートタウン線に編入されています。 100系 ダウンロード193KB 直接再生 区間:大阪市交南港ポートタウン線 南港東→南港口 1:34.1 この走行音はかなり100A系の数が増えた1999年末に録音しました。特に何も考えずに乗った時に、たまたま来たのが100系でした。この頃は、1993年のオーバーラン事故の影響を受けて乗務員が居た頃です。コスモスクエアでイベントがあったらしく、超満員の中録音しましたが、全車消滅した今となっては貴重な音になってしまいました。比較的新交通システムにありがちな走行音ですが、100A系とは車体構造が異なるせいか、若干音が違います。画像は市営交通フェスティバル時に撮影したもので、静態保存されている車両です。 |
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| 緑木検車場にて(静態保存車) (クリックで拡大します) |
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大阪市交通局ニュートラム100A系 車両増備と100系の老朽置き換えのため、1991年に登場した電車で、100系の4次車にあたりますが形式は100A系に改められています。車体がステンレス車体になり、車内案内装置も取り付けられるなど、新20系に準じた車内設備となっています。制御装置はサイリスタレオナード制御を踏襲していますが、車体構造が違うせいか100系とは走行音が若干異なります。旧大阪港トランスポートシステムのOTS100系はこのグループに属し、3編成が在籍していました。基本的には100A系と全く同じで、カラーリング等が異なるのみでしたが、現在はOTS塗装のまま100A系に編入されて活躍しています。いずれ塗装なども統一されるものと思います。100A系 ダウンロード273KB 直接再生 区間:大阪市交南港ポートタウン線 平林→南港口 2:13.7 この走行音も100系と同じく、乗務員が居る頃の録音です。走り装置は100A系も100系もほぼ同じものと思われますが、走行音が少し違います。また、モーターの音も違います。なお、ニュートラムは上りと下りで発車ベルが違います。 |
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| コスモスクエア駅にて (クリックで拡大します) |
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以下編集用
| 画像なし |
ダウンロード000KB 直接再生 区間:○○○線 ○○→○○ 0:00.0
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| 〜にて (クリックで拡大します) |
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